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※このランキングの基準・趣旨は、
記事
「●贅沢日本車ベスト5。」 でご確認ください。
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ということで、贅沢日本車ベスト5、第4位は、
マツダ RX-7(FD3S)
です。
もう絶版になってしまった、孤高の車。
世界的に見てもトップクラスの
「純度の高い」スポーツカーです。
エンジンは、ご存知のとおり
マツダが世界で唯一実用化に成功した
ロータリーエンジン。
ターボとはいえ、たった1,300ccで
280馬力出すんです。
なのに、普通の1,300ccのエンジンより
軽量コンパクト。
この軽量コンパクトさは、スポーツカーに
理想的なパッケージングを与えます。
ギリギリまで後方かつ低い位置に搭載された
エンジン。
ボンネットを開けると、搭載位置の異様さに
驚くのではないでしょうか。
そして、同世代の280馬力スポーツカーが、
1,500kg〜1,800kg台の車重になるのに、
RX-7は1,200kg台。
アルミなどの高価な素材を利用しつつ、
細かな肉抜き処理まで積み重ねた結果です。
これで、運動性能に差が出ないわけがない。
ちなみに、RX-7は3代にわたって生産され、
FD3Sは、その3代目です。
どんな車でもいえることですが、車って
モデルチェンジする度に、サイズが大きく
なっていくんですよね、普通。
でも、RX-7は、モデルチェンジするたびに
小さくなってるんです。
幅は少し広くなりましたが、全長・全高は
小さくなって、馬力あたりの車重も、軽くなってる。
これはスポーツカーの「純度」を磨き上げたことによる
進化、なんだと思います。
また、第5位のZ32フェアレディZと販売期間が重なります。
でも、10年ほったらかしにされたZ32とは違い、
FD3S RX-7は、マツダが意地で改良を繰り返し、
初期型から、5回もマイナーチェンジしてます。
途中で、内装のクオリティが下がったり?しましたが、
走りに関連する性能は、回を重ねるごとに洗練されました。
最新の衝突安全基準に適合できない、という理由で
絶版になってしまいましたが、本当に残念です。
RX-7伝統の、ヘッドライトがパカパカ開く
「リトラクタブルライト」も、衝突安全基準改正の
一環で、使えなくなってしまいました。
衝突時、歩行者が重大な怪我をしやすくなっちゃうんですって。
でも今度、新ロードスターベースで復活するかもしれない、
なんてニュースがありました。
これは期待したい。
同時に世に出るであろう、新世代ロータリーエンジンにも
期待、です。
RX-7は「純粋」だから「贅沢」なんです。
(〜「第3位」に続く)
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